HOME > BLOG > この瞬間に夢が・・・・

« 骨董品街 | TOP | 日本赤十字社熊本健康管理センター »

2007/12/11 08:47

この瞬間に夢が・・・・

07_11_29_.001.jpg

こちらの画像は、MストーンHNシリーズ(石英岩、スレート方形乱張りの裏ネット張り)の画像です。
では、どのような場面でしょう?
HNシリーズ(石英岩、スレートの方形乱張りの裏ネット貼り)が誕生するまでには、やはりかなりの時間が掛かりました。
私は、RNシリーズ(石英岩、スレートの乱形ネット張り)の様に、形状が乱形の商品だけでなく、もっと規則正しく、尚且つ、手間の掛かる方形の乱張りもこの日本では受け入れられるのではないかと考えました。
そこで、考え付いたのがHNシリーズ(石英岩、スレート方形乱張りシート貼り)になりました。
早速、企画に入りました。
まず、1シートのサイズから決めました。
RNシリーズ(石英岩、スレートの乱形ネット張り)が4シート貼れば1㎡と施工性がかなり良いことを継承し、方形乱張りでも4シート貼れば1㎡になる様にしました。
次に、1シートの中のデザインを考えなければなりません。
あまり大きな寸法の石を入れると、ネットと石材が剥離しやすくなり、また、重量が重くなりネットが伸びたりしました。
そこで、現在の石の寸法になっています。
次に目地の幅を決めました。
当初は、5㎜ぐらいの目地で作りたかったのですが、石英岩やスレートは御影石や大理石と違い、厚みの寸法の精度
が求められない石種だから、5㎜目地のシート張りだと段差が吸収できないと分かりました。
加えて、事前の市場調査で、低層階の壁にも施工してみたいとのご意見もあり、ここは目地を10㎜にしたほうが良いと判断しました。
ただ、石英岩やスレートは、その石の面状や色合が素晴らしい石種なので現在はデザイン的に特にご指摘を受ける事は無くなりました。
次に石種を決めます。
中国にも様々な石の種類があるので、その中から決めます。
まず、安定供給出来る石か?
価格が同じぐらいの石種か?
こちらが規格した寸法に加工が出来るか?
などです。
次に色合です。
RNシリーズは4色ですが、HNシリーズは5色になります。
色の選定では、かなり悩みます。
HNシリーズでは黒が1色増えました。
試作の段階で黒もかなり良かったからです。
この選択が、後のBBシリーズの黒BB-15に繋がります。
今現在の5色より沢山の似たような色の中から選びました。
いずれは、この選考から外れた石種で新たなシリーズを企画しようと思っています。
このような作業に、大変な時間と労力、費用が掛かります。
そして、試作品を見て発注します。

上の写真は、試作品を中国から航空便で取り寄せて並べたところです。
一日の仕事が終わり、私と有限会社ミヤベの芹川、中林と共に並べてみました。
楽しかったし、嬉しかったです。
施工は素人の私達でも、簡単に短時間で綺麗に並べられるのです。
時間を忘れて、並べ替えたり写真を撮ったり、おそらく他の人が見たらおかしな光景だったと思います。
でも、この瞬間に有限会社ミヤベの夢が大きく広がった瞬間です。

余談ですが、後日 無事に1コンテナ発注を済ませ、製品の製作が終わり、製品検査の為中国に行ったら工場で、大歓迎されるのです。
色合や寸法など心配だったので、全数検査しました。
でも歓迎されています。
聞いてみたら、なんと!
ヨーロッパのメーカーに試作品を見せたら!
私が考えたHNシリーズが!
ヨーロッパ!しかもドイツから注文が来たそうです。
それも、3コンテナも!
しかも、イギリス、アメリカも大好評!
私達のHNシリーズ(石英岩、スレート方形乱張りのネット貼り)は、やはり売れるんだと確信した反面、少しがっかりもしました。
思わず、日本には売らないでねと言い、約束してもらいました。

有限会社ミヤベ 宮部昌次

,